久々の更新です。
もちろん、つらつらと書き綴ってはいたのですが、実はそのテキストを消去してしまいまして……(消えてしまって、泣きたい。)。おまけにPCまで故障するというダブルパンチを喰らい、すっかり意気消沈しておりました。
そんなこんなで、なんだかこちらの雑記も疎かになってしまいました。
ごめんなさい。(誰に向けての謝罪なのか、よくわかりませんが。笑)さて、最近(今は2026年9月18日ですが)SNSに少々辟易しており、アルゴリズムに支配されている自分の脳みそが、なんだかどうにも許せないというか、「いや、いかんだろ、これ」と常々思っておりまして。そこで思い切って、一日のSNS閲覧時間を10分と決めてみました。これが、すこぶる調子が良い(おすすめですよ)。
もちろん、SNSでのお店の告知などはこれまで通り続けていきますが、それ以外は、どうやら自分にはホームページを覗いたり、こうして文章を書いたりするくらいがちょうど良いのだな、とあらためて思っている次第です。
それでは、なんとか救出することのできた3月の雑記を、以下に掲載します。引き続き、どうぞよろしくお願いします。
3月1日(日)
私たちは、うすうす気づいている。平穏な日常を守るために「気づかないフリ」を共有しているのかもしれない。この世界は、時としてあまりに無慈悲だ。 画面の向こうでも、もちろん知らない場所や目に見えない場所でも平然と他者の生を奪っている。世界はこれほどまでに広いというのに、その土壌は特定の誰かの所有物ではないはずだ。
私は、たとえ愛する人であっても、自分と異なる思想や信条を持っているのは当然のことだと思っている(若い時は相当悩んだ)。 私自身は特定の宗教を持たないけれど、だからといって自分の正義をプロパガンダのように植え付けたり、特定の枠組みを押し付けたりはしたくない。ましてや、その違いを理由に戦争の火種を育てるような真似は決してしたくない。
3月某日
日経新聞
「都営バス、深夜運行を3月末で休止 運転手不足で40年の歴史に幕」
’東京都交通局は3月末、都営バスの深夜運行全6路線を休止する。運転手不足を背景に約40年の歴史に事実上幕を下ろす。深夜バスは都市活動の24時間化や地価高騰を背景とした職住の遠隔化で1988年に始まった。2013年に終夜運転した路線もあったが、近年は縮小が続いていた。’
正直、これは予想通りの流れだと感じています。
社内のミーティングでも繰り返し伝えていますが、人手不足はすでにかなり深刻な段階に入っています。今後影響が及ぶのは、バスに限りません。鉄道、市営バス、高速バス、物流・配送、そして24時間営業のスーパーやコンビニなど、これまで当たり前のように維持されてきたサービスは、今後同じ形では成り立たなくなっていく可能性が高いでしょう。
特に物流や現場配送に携わる方々には、日々社会を支えていただいており、心から敬意と感謝を感じています。また、バス路線や高速バスの休止、さらには廃線が進めば、社会への影響は決して小さくありません。交通インフラを前提に購入したマンションや一戸建てなど、物理的に動かすことのできない資産と生活基盤は、インフラの変化によって一気に環境が変わってしまいます。生活の前提そのものがシフトしてしまう可能性があるという点で、これは多くの人にとって現実的な問題になるでしょうね。
本来であればロボット化や自動化、無人運転といった技術の社会実装をよりスピード感を持って進めていく必要があります。しかし日本は、制度や既存の利害関係など様々な要因から、どうしても変化への意思決定が遅れがちです。人口減少が続く以上、「人がいる前提」で設計された社会システムは必ず見直しを迫られます。今回のニュースは、その現実を改めて突きつける象徴的な出来事だと感じています。
世界を見ましょう。
3月10日(火)
千葉劇場で、ヨアキム・トリアー監督『センチメンタル・バリュー』を鑑賞。冒頭、テリー・キャリアーの「Dancing Girl」が流れた瞬間、初っ端から完全に持っていかれた。ああ、これは特別な映画だ。と分かるような入り方。観終わったあと、あまりの余韻にしばらく劇場の席から立てず。家族という関係のかたち、帰る場所という感覚、そしてふとした瞬間に立ち上がる記憶の断片。ヨアキム・トリアーの映画は、派手な出来事があるわけではないのに、気づけば心の奥をじんわり揺さぶられている。
3月11日(水)
黙祷。
2011年7月、JR仙台駅に降り立ち、レンタカーで石巻へ向かった。
あの震災からまだ数か月しか経っていない頃だ。
海岸付近を抜け、街に入って、そこにいても言葉が出なかった。
海の近くも、その先の道も、そこにあったはずのものが見当たらない。
ただ広がる静けさと、どこか現実とは思えない光景。
正直怖かった。写真は一枚も撮れなかった。
シャッターを切ることが、どうしてもできなかった。
帰り際、仙台市役所へ向かった。
自分にとってのできる限りの現金と、
前の月に店で開いたライブの売上をすべて持って。
ライブの前、ふたりで話をしていた。
あらたまったやり取りでもなく、自然と同じ方向を向いていたと思う。
「出演料、現地に持っていってください」
小山田壮平は、いつもの調子で、まっすぐにそう言った。
大げさな言葉はなかったけれど、その言葉だけで十分だった。
「OK。壮平くんの分も店の分も全部持ってこう」
あのときのやり取りも、街の静けさも、ふとした瞬間に思い出す。
東日本大震災から15年。
彼はミュージシャンとして、変わらず音楽を届け続け、多くの人の心を動かしている。
そして私は、小さな街で店を続けている。
特別なことは何もないけれど、日々を積み重ねながら。
それぞれの場所で生きて、それぞれのやり方で、あの日のことを忘れずにいる。
きっとこれからも、自分の中で静かに残り続けるだろう。
あらためて、心よりご冥福をお祈りいたします。
3月17日(火)
日経新聞
「電柱のカラスの巣を探せ 撮影ゲーム「ピクトレ」、千葉全域で新企画」
’送配電会社の東京電力パワーグリッド(PG)などは、電柱を撮影してポイントを集めるゲームアプリ「ピクトレ」の実証試験として、電柱にあるカラスの巣をターゲットにした新企画を千葉県などでスタートした。アプリでカラスの巣を1つ撮影するごとに300円相当のポイントを獲得できる。対象エリアは千葉県全域のほか、栃木県佐野市、群馬県館林市、埼玉県加須市。カラスの営巣時期に合わせて3月7日に始め、千葉県は4月10日まで、他の3市は5月31日まで開催する。カラスの巣を対象にしたピクトレのイベント開催は初めて。カラスが巣の材料に運んできた針金ハンガーなどが電線と接触して停電の原因となることがあり、参加者が投稿した画像を活用して早期の発見・除去につなげる。’
とてもいい取り組みですね〜。
3月26日(木)
共同通信
「首相「徹夜して懸命に考えた」 平和と繁栄はドナルドだけ発言」
’高市早苗首相は25日の参院予算委員会で、トランプ米大統領との会談冒頭で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と評価した発言について「渡米する飛行機の中で徹夜して懸命に考えた」と明らかにした。「さまざまな評価があることは承知している」とも述べた。発言の真意に関し、国際社会の平和と繁栄に向けて米国のリーダーシップ発揮を支持する考えだったと説明した。’
徹夜で考えた結果がこれだとしたら、これは少し(かなり)心配になりますね。
正直、思いつきの発言に聞こえます。
まずはしっかり寝て下さい。
まともなコンディションで国民のことを真剣に考えてください。